投稿日:-------- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
投稿日:2009-08-09 Sun
お友達のお友達のメールで転載歓迎のお知らせが届きました。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
8月9日から3回シリーズで、NHK総合テレビが、
旧日本海軍の知られざる側面を伝える番組を放送します。
今も根強く存在する俗説に
「陸軍悪玉、海軍善玉論」というものがあります。
満州事変から太平洋戦争まで、
日本を戦争の泥沼に引きずり込んだのは陸軍である。
一方、海軍は海外事情に通じていたことから、
一貫して戦争には消極的であり、
特に太平洋戦争開戦には強く反対した、という論です。
これは誤りです。
海軍もまた陸軍と同様、戦争を推進したのです。
それを裏付ける資料が最近発見されました。
1980年から11年間、絶大な権力を振るった海軍の中枢
『軍令部』のメンバーが、
「海軍反省会」という秘密の会合を開き、
400時間に渡る録音テープを残しました。
70,80歳代に達していた軍令部のメンバーたちは、
開戦に至る経緯、その裏で行った政界・皇族・陸軍などへの働きかけ、
神風特攻、戦後の東京裁判対策などの内幕を語りました。
NHKスペシャル 「日本海軍 400時間の証言」
「第一回 開戦 海軍あって国家なし」 Gコード:2441
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090809.html
8月9日(日) 午後9時00分~9時59分
海軍がどのようにして政治にかかわっていったかを明らかにします。
「第二回 特攻 やましき沈黙」 Gコード:7132
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090810.html
8月10日(月) 午後10時00分~10時59分
現場の熱意から始まったとされる神風特別攻撃が、実は海軍中枢が組織的に計
画していたことを明らかにします。
「第三回 戦犯裁判 第二の戦争」 Gコード:4850
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090811.html
8月11日(火) 午後10時00分~10時59分
太平洋戦争敗戦後に始まった戦争裁判の裁きからどう海軍を守るか、海軍をい
かにして復活させるかを語ります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
主権在民、三権分立が確立されているはずの日本国憲法における裁判でも、
憲法違反の判決が出されることはめったにありません。
自衛隊や在日米軍基地をめぐる裁判を見れば判ります。
ところが、天皇主権の大日本帝国憲法下、
それも太平洋戦争まっただ中の1942年、
現在の最高裁判所にあたる大審院が、
「選挙妨害が政府の手によって組織的に行われた。
明らかな憲法違反である。よってこの衆議院選挙は無効である」
という判決を下しました。
国家総動員体制を盤石なものにするため、
東条英機首相が強引に推し進めた翼賛選挙を、
憲法違反だと断罪した裁判官、吉田久を描くドラマが、
NHK総合で放送されます。
「気骨の判決」
http://www.nhk.or.jp/nagoya/kikotsu/index.html
8月16日 夜9時から放送
1942年、「粛軍演説」を行った斎藤隆夫を始め、政府に批判的な国会議員を
排除するため、東条英機首相はその年に行った衆議院選挙で、大政翼賛会に入ら
なかったり推薦を受けなかった候補者に対する選挙妨害を行いました。露骨な選
挙妨害で落選した候補者たちは、選挙の無効を大審院に訴えました。
訴えを受け、強い圧力を受けながらも、吉田久裁判官は審理を行いました。そ
して、選挙無効の判決を下しました。これは、東条首相に対する挑戦であり、戦
争体制に対する異議申し立てでした・・・。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
時間の流れと共に真実が忘れ去られてゆくことも多いのですが
こういった地道な努力であの時代何があったのか
そして今現在にどう繋がっているのかということを考えるのは
とても大切なことだと思います。
スポンサーサイト
△ PAGE UP